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頻尿対策のツボ。

日々の生活におきまして、多くの方のお悩みの一つにトイレが近い
いわゆる「頻尿」というものがあります。

頻尿と言いましても原因はそれぞれにあります。
加齢や前立腺肥大などにより、まだ尿がたまっていないのも関わらず、
尿がしたく我慢できずに何度もトイレにいってしまう過活動膀胱というものであったり、
糖尿病・腰部椎間板ヘルニア・子宮筋腫などにより膀胱がうまく収縮できなくなる
排尿障害により排尿後も残尿感があるためであるとか、
利尿剤服用などによる多尿といったものもあります。
他にも膀胱炎や前立腺炎により膀胱の知覚神経が刺激されることによるものや、
睡眠障害により目が覚めるごとにトイレが気になり都度行ってしまうことや、
特に膀胱や尿道にも問題なく、尿量も正常であるにもかかわらず、緊張やストレスなどから
何度もトイレに行ってしまう心因性のものもあります。

生活の中におきましても水分の摂り過ぎであるとか、


常に緊張ストレスを受けやすい環境にいることが多いとか、


または体を冷やしてしまっていたりといったことも
頻尿の一因となってしまいます。

ということで、今回は「頻尿」対策に良いツボを
幾つかご紹介いたします!

水分肓兪大巨関元水道中極帰来横骨衝門
大椎中枢命門腎兪志室次髎膀胱兪委陽
百会曲泉陰陵泉三陰交太渓太衝崑崙

体は声を発しませんが、代わりに痛みや辛さで訴えてきます。
どのツボが良いかと迷われる時は、シンプルに今自分が気になる
体の場所や押してみて痛かったりする場所と、今回紹介しました
ツボの中で近い位置にあるツボへ、まずはお灸やツボ押しをして
みてください。

ツボの場所が分からないなど分からないことがございましたら、
どうぞお気軽に当院にご相談ください。

日頃の対策としましては、
まずは水分を多く摂り過ぎないことが肝要です。
特にコーヒー・緑茶・ビールといった利尿作用のある
飲み物は控えるようにしましょう。


また体を冷やさないことも大切です。
まずはゆっくりと湯船に浸かり
体の芯まで温めることを心掛けましょう。


そして暑い季節に入るまでは、特に下腹部と仙骨を冷やさぬように
インナーの上からホッカイロを貼っておくのも良いでしょう。

最近は日も伸びてきましたので、
夕方くらいにウォーキングや軽い運動を行い、
ひと汗かいておくことも夜間頻尿の一つの対策となります。

そして何より日頃から緊張ストレスをため込まないことです。
好きなことに没頭したり、大いに笑ったり、環境を変えてリフレッシュしたり、
空を見上げて深呼吸をしたりなど、自分なりの発散方法を実践しましょう。

特にコロナ禍において運動不足気味となり、
汗をかく機会が少なくなってきておりました。
やはり、汗をかかねばトイレへ行く回数も増えてしまう
傾向にあります。
そこで頻尿対策も含め、これから暖かくなる機会を利用し、
無理ない程度から運動を始めてみるのも良いかもしれませんね。

5月の休診日につきまして。

5月の休診日は、1日(水)・3日(祝金)・4日(祝土)・5日(祝日) ・6日(祝月)・8日(水)・15日(水)・
22日(水)・29日(水)となっております。

 新年度も始まり、新入学・新入社など新天地にて新たな生活をスタートされた方もおられることと思います。やはり最初は緊張もありますし、慣れないことも多いため、どうしても身の丈以上の頑張りを見せてしまいがちとまります。初めのうちは無我夢中でやっていることもあり、何とか乗り切れていけますが、次第に疲れやストレスが蓄積していきますと、ゴールデンウイーク付近に緊張の糸が切れて所謂『五月病』のような症状にも繋がりかねません。
 まだ始まったばかりです。目先のことに集中し過ぎて周りが見えなくならぬように、まずは身近なところから『体を脱力させる』ということを心掛けておきますと、下手に力が入り過ぎて無駄な体力の消耗をせずに済みます。硬軟を上手く使いこなし、これからの新たな舞台を無事にステップを踏んで行きましょう!

ゴールデンウイーク期間休診日のお知らせ。

平素は格別のご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます。
誠に勝手ながら下記のとおり休診とさせて頂きます。

ゴールデンウイーク期間の休診日
4月29日(祝月)・5月1日(水)・3日(祝金)・4日(祝土)・5日(祝日) ・6日(祝月)

※期間中、他の日は通常通りの診療時間となっております。

皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、 何卒ご了承のほどお願い申し上げます。

はりとお灸の豐春堂
西山 豐

耳鳴り対策のツボ。

人の知覚には視覚・聴覚・臭覚・触覚・味覚といった
五つの感覚『五感』があります。
この五感を使う割合で見てみますと、
視覚83%、聴覚11%、嗅覚3.5%、触覚1.5%、味覚は1%
と言った割合となっており、8割くらいが視覚が占めております。

その視覚の次に多く使われているのが『聴覚』であります。
聴覚は知覚の中で最後まで残る感覚でありまして、
亡くなる直前まで残っていると言われております。
そう考えますと、息の長い大事な器官でもあります。

また音は耳で聞くのではありません。
耳で変換された音の情報が脳に伝達され、
脳の中で蓄積されている情報と照合し、
その音が何の音であるか知覚・認知される
ことによるものであります。



今の世の中は音に満ち溢れております。
唯、その音というのも時代とともに変遷し、
かつては山や川など自然から届けられる音だったものから、

人の経済活動に伴うもの騒音であったり、
人工的に作られたデジタル音源であったり、
耳にする対象も随分と変わってきました。
また、音との距離も変わってきております。
今やスマホから簡単に音楽やオーディオブックを取り入れ、
ヘッドセットなどでいつでもどこでも手軽に聴くことが
出来るようになりました。


目で言うところのテレビを見ていた距離からスマホを見る
距離へと近づいたように、

ステレオやラジオから聴いていた距離からイヤホンにより
耳へ直接的に音が伝わるところまで近づいているように、
音に対する距離感も随分と近くなってきました。


当然、耳にかかるストレスや負担も大きくなってきております。

そして聴力も人の体の一部ですから当然老化が始まります。
耳の老化は一般的に40代から50代くらいから始まり、
まずは周波数の高い音域から聞こえなくなってきます。
例えばモスキート音という蚊の羽音のような音域は、
子供や若者にしか聞こえません。



聴こえチェック年齢というものがありますので、
今の耳年齢を確認してみましょう!
『モスキート音で聞こえ年齢チェックしませんか?』

https://www.signia.net/ja-jp/local/ja-jp/mosquito-noise/

こうした高音域の音は聞こえなくなってきているにもかかわらず、
日常生活において「キーン」と高い音が聞こえ続けてしまう
『耳鳴り』という症状を訴える方も少なくありません。


耳鳴りとは、外から音の刺激がないのに感じる音感であります。
耳鳴りには、難聴・めまい・耳閉感といった症状を伴い、
耳疾患によるもの、他に脳血管障害・高血圧・低血圧・貧血・
糖尿病・甲状腺腫などの全身疾患、または自律神経の乱れ・
ストレス・不安・うつといった精神的なもの・過労でも
生じることがあります。


因みに、持続的に耳鳴りを感じている人は人口の約10~15%と言われ、
65歳以上の高齢者に限れば、約30%の方が耳鳴りがあると考えられております。

耳鳴りとは珍しいことではなく、例えば周囲が静かな時にだけ
「キーン」と聞こえたという経験はないでしょうか。
唯、人は『聞く音』と『無視する』音を選別して調節することが
出来ますので、普段の生活では耳鳴りを無視することが出来ます。
ところが脳の調節機能が低下し、
例えば加齢に伴い自覚症状はまだないレベルの難聴になってきますと、
脳が感度を上げて過敏に音を聞き取ろうとした結果、
耳鳴りが絶えず起きてしまうということもあります。


この耳鳴りの原因となる一つに、耳の使い過ぎがあります。
因みに音を聞き取れる領域というのは、螺旋階段のような
形の構造をした蝸牛入口から高音域を聞き取り、
先へ行くにしたがい低音域を聞き取る領域となって行きます。
つまり一番手前の高音域を受け取るところは絶えず音を
受け続けますので真っ先に壊れていきます。
最近よく見る光景に、外出時は絶えずイヤホンをしたまま
の方を見かけることがあるかと思いますが、
このように音に対しての距離が近く、
長時間耳が音を浴びている環境で酷使してしまっていては、
早くに耳の不調が出てきても不思議ではありません。


ということで、今回は「耳鳴り」に良いツボを幾つかご紹介いたします!

耳鳴り反応点:耳門聴宮聴会角孫翳風天柱風池完骨下関・太陽・中渚外関
首肩こりの筋緊張緩和:天柱風池完骨肩井肩中兪肩外兪曲垣天宗臑兪肺兪
ストレス疲労軽減:合谷手三里三陰交足三里気海関元心兪腎兪内関百会

怒り・驚き・恐怖などの感情によるもの:太衝行間丘墟肝兪
味が濃い・脂っこい・甘いものなどの偏食によるもの:合谷内庭豊隆陰陵泉太白脾兪
不摂生な生活や食事などによるもの:太白足三里脾兪百会
加齢・慢性疾患・房事過多などによるもの:太渓腎兪気海三陰交復溜脾兪足三里百会

体は声を発しませんが、代わりに痛みや辛さで訴えてきます。
どのツボが良いかと迷われる時は、今回紹介しましたツボの中から
今の自分が気になったり痛かったりする場所に近いところを選び、
まずはお灸やツボ押しをしてみてください。

各ツボは、アメーバブログ「はりとお灸の豐春堂ブログ」の木曜コーナー
「お灸をしよう!」にリンクしております。
ツボの場所が分からない場合は、どうぞお気軽に当院にご相談ください。

「治未病」
何より他の病と同様に、
生活に支障をきたす痛み症状となる前に、
常日頃から予防対策をしておくことが肝要です。

普段の生活習慣としましては、
就寝時など、静かなところで耳鳴りが気になる方は
出来る限り静寂を避け、音楽を流したりして意識を
耳鳴りから逸らしていく方法もあります。
音楽は途切れることのない聞き流しやすいもの、
例えば川のせせらぎなど自然の音がおススメです。

また日頃から過度のストレスを溜め込まないように気を付け、
出来る限り原因となるものから距離を置くことも大事なことです。


またストレス対策として適度な運動・ストレッチを取り入れて
おきますと、体の血行促進にも繋がります。


他、日頃から適度な休養と十分な睡眠時間の確保というのも大切なことです。

そして、食事面では味の濃いもの、脂っこいもの、甘いものなどの
摂り過ぎは注意です。息切れ・倦怠感、或いは眩暈・不眠と言った
耳鳴りへと繋がる要因にもなりますので控えておきましょう。

耳鳴りは外から聞こえるものではなく、脳内から発信されるものであります。
ですから耳鳴りに注目すればするほど音が気になってしまいます。
一つの方法としまして、就寝時に耳鳴りの苦痛が取れる程度の音量を、
音源がどこにあるか分からない場所、例えば足元から壁に向けて部屋全体に
音が行き渡るように設置してみるのもあります。

これらのことで少しでも生活の妨げにならぬ一助になれば何よりです。

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