忘年会・新年会対策のツボ。
今年の秋シーズンは、
季節外れ暖かさが続いたこともあり、
余り実感のないままに
気づけば年の瀬となった感があります。
とは言うものの、
やはりこの時期になりますと、
仕事や仲間内での年納めということで、
そろそろ忘年会の予定を立てたり、
或いは既に催された方もおられるかと思います。
師走の忙しい最中を縫いながら、
楽しさあり・景気づけあり・憂さ晴らしありと、
それぞれ一年の思いを感じながら参加しておりますと、
ついついお酒も食事も
いつも間にやら自分の許容量を超えてしまいがちになります。
結果として、
翌朝は後悔の念に駆られながら
腹痛・胸やけ・胃もたれ・二日酔いとの
辛いお付き合いであります。
ただでさえ、
師走から新年へと向かう時期は、
何かと公私ともに用事が増えていく中、
二日酔いになって心身共にボロボロで、
翌日使い物にならないような事態となれば、
貴重な年の瀬の一日を無駄にするだけでなく、
後ろ倒しとなった予定を挽回するのも
一苦労となります。
これからの忘年会・新年会に向けた対策ある中、
鍼灸治療というのも一つの選択肢であります。
こちら豐春堂では、
過度の飲食からくる心身の不調から
元ある姿に戻せるようにお手伝いをして行きます。
また、ご自宅でもお灸やツボ刺激が出来るよう、
今回「忘年会・新年会」対策のツボを
下記に幾つか紹介しておきましたので是非ご活用ください。
二日酔い：百会・天柱・風池・完骨・鳩尾・巨闕・期門・
章門・中脘・天枢・肓兪・裏内庭
胃もたれ・胸やけ：胃の六つ灸(膈兪・肝兪・脾兪)・胃兪・
胆兪・腎兪・足三里・梁丘・巨闕・不容・期門・章門・
中脘・天枢
飲みすぎ・食べ過ぎ：魚際
日頃の対策としまして、
まずは自制して飲み過ぎず・食べ過ぎず、
腹八分で留めておくということです。
しかしながら、楽しい宴になりますと、
どうしてもその場の盛り上がり乗じて、
自ら率先して限界を超えてしまうことがあります。
ですから気心知れた同士で飲む際、
特に酒量にはお互い気を付けていきましょう。
また、年末年始はどうしてもいつもより
飲食する量が多くなりがちです。
例えば何処かで固形物を食べず、
水分だけで過ごすプチ断食をして、
胃腸を休める日を設けておくのも一つの方法です。
万が一二日酔いになった時は、
ビタミンB１を含んだもの大豆類などといったもの、
また水分塩分補給として味噌汁といったものがおすすめです。
例えば納豆巻きにアサリの味噌汁というのは如何でしょうか。
食欲ない時は果汁入りのジュースというのも良いでしょう。
特にお酒の失敗で年の瀬に後悔せぬように、
どうぞ程々の酒と肴で
年末年始をお過ごしください。
2024年11月23日 4:35 PM｜ カテゴリー : ツボ対策