秋(冬)うつ対策のツボ。
秋分を過ぎますと、いよいよ夜の方が長くなり、
それに伴い冷え込みも少しずつ強まってきます。

また近年は秋が短く、急に冬の訪れといったような
ことも多くなってきております。

そんな中、
慢性的に 。。。
「疲れが抜けない」
「いくら寝ても眠気がある」
「無気力で何もしたくない」
「気分が落ち込む」
「倦怠感が常にある」
「何をするにも億劫になる」
「ちょっとしたことでイライラが募る」
「いつもより食べ過ぎてしまう」

などといった症状が続いていることがあります。
これは日照時間の減少などに伴う季節性の
「秋(冬)うつ」ということも考えられます。

ということで、今回は「秋(冬)うつ対策のツボ」を
幾つかご紹介します!

体は声を発しませんが、代わりに痛みや辛さで訴えてきます。
どのツボが良いかと迷われる時は、今回紹介しましたツボの中から
今の自分が気になったり痛かったりする場所に近いところを選び、
まずはお灸やツボ押しをしてみてください。

うつ症状:百会、肩井、厥陰兪、心兪、膈兪、脾兪、胃兪、腎兪、膻中、巨闕、
中脘、大巨、関元、内関、神門、湧泉、三陰交、足三里
疲労感:天柱、膻中、期門、中脘、肓兪、大巨、合谷、曲池、湧泉、三陰交、
足三里、心兪、肝兪、腎兪
気力減退:百会、天柱、風池、膻中、中脘、大巨、大椎、肺兪、肝兪、腎兪、
合谷、曲池、太渓、築賓、足三里、太衝
眠気をとる:百会、天柱、風池、巨闕、期門、中脘、肓兪、大椎、肺兪、膈兪、
腎兪、太渓、三陰交、足三里、手三里
イライラを鎮める:肩井、肺兪、心兪、肝兪、脾兪、腎兪、魄戸、神堂、魂門、
意舎、志室、中府、膻中、巨闕、期門、京門、肓兪、 足三里、三陰交、太渓

各ツボは、アメーバブログ
「はりとお灸の豐春堂ブログ」の木曜コーナー
「お灸をしよう!」にリンクしております 。

また日頃の対策としましては、
天気の良い日は軽い運動も兼ねた日光浴を心掛け、
また家も一日カーテンや雨戸を閉めっぱなしにせず、
日光を取り込めるようにしておくことや、
部屋の照明を明るめにすることも有効です。

食事の面では、
うつの原因とも言われるセロトニン不足を補う
トリプトファンを含んだものがよいとされており、
白米、そば、牛乳、豆乳、チーズ、納豆、豆腐、
油揚げ、マグロ、カツオ、アジ、 すじこ、たらこ、
バナナ などが挙げられます。


こうしてみますと、朝食に良さそうな食材が多くあり、
やはり朝ご飯はしっかり摂っておくことが大切なようです。

秋(冬)うつの対策は、生活習慣の見直しがカギとなります。
ということは、日頃の生活習慣の乱れが
「秋(冬)うつ」を誘発する原因になるとも言えます。
昨今なかなか一定の生活リズムを作りづらい世の中ではありますが、
何事も心身が明るく楽しく元気良くなければ始まりません。
無理せず怠らずで体を養生していきましょう!

2020年9月22日 7:00 AM| カテゴリー : 活動