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ツボ対策

五月病対策のツボ

4月に入り新たな年度となり、新入学・新入社・新配属先等々、
新天地での生活を始められた方も多いかと思います。

最初の頃は、慣れない環境・新たな人たちとの出会い・
知らないことばかりなどと言ったことに直面し、
極度の緊張感から心労も絶えないことでありましょう。
しかし、人は環境の動物と言われますように、
日々様々な経験を積み重ねていくうちに、
自然と周囲に適応するようになってくるものであります。

とは言いましても、
少しずつ慣れ始めたとはいえ、
これまでの環境から一変していますから、
やはり日々緊張感や気疲れなどで、
見えない疲労が蓄積されてきております。

更に時代の流れもあり、
以前のように直接コミュニケーションを取るのも、
コンプライアンスやパーソナルスペースという言葉もある中、
仕事以外での付き合いというのも難しくなってきており、
気軽に悩み相談する機会も難しくなってきております。


デジタル社会となり、
人との接触機会も少なるなる中、
互いに人との距離の取り方が分からず、
社会に出てから戸惑いを感じている方が、
増えているという声を耳にすることもあります。
また、世代間ギャップというものもあり、
意思疎通に苦慮されている方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

人との距離感・パーソナルスペースへの配慮が
強く求められる社会となり、
相手との接し方もこれまで以上に難しく、
繊細な問題として考えなければならなくなりました。

こうした社会環境の変化とともに、
新たな環境では知り合いも近くにおらず、
なかなか腹を割って悩みや愚痴を吐きだしたり、
相談する機会も多くありません。

そして、
新天地での生活は期待と不安入り混じる中、
常に緊張の毎日であります。

最初の頃は自分のペース配分も分かりません。
また最初は周囲に良いところを見せようと、
気づかぬうちにオーバーペースとなったり、
今の自分の能力以上に頑張り過ぎて、
キャパシティーを超えてしまっている
ことも考えられます。

悪戦苦闘しながらも何とか少しずつ新しい環境にも慣れ、
ようやく生活リズムも出来つつある中で迎えるのが、
ゴールデンウイークであります。

因みに今年のゴールデンウイークの流れは、
休みの入れ方によりましては大型連休という
形が取れるようになっております。
基本休みは29日(祝水)と2日(土)から6日(祝水)
となっておりますが、
例えば前半の30日(木)・1日(金)を休みに
すれば8連休となり、
後半の7日(木)・8日(金)を休みにすれば、
9日(土)・10日(日)と繋がり9連休となります。
全て繋げれば、何と29日(祝水)から10日(日)までの
12連休も可能となります。


新年度が始まってから約一か月が経ったところで、
これまでの疲れや緊張感からも解放される大型連休であります。
久々に実家へと帰省したり、
これまでのストレス発散とばかりに
友人知人らと会って楽しく過ごす方も居れば、

目覚まし時計の音に起こされることなく惰眠を貪り、
次の日を気にすることなく夜更かしをしたりと
いうこともあることでしょう。

しかしながら楽しい時間というのは、あっという間であります。


いざ連休明けになりますと、
無気力・不安感・焦燥感といった精神的な面に加え、


身体的な面では、
食欲不振・腹痛・下痢・吐き気といった胃腸に関する症状

頭痛・めまい・動悸・不眠といった自律神経に関する症状
といった症状を訴えることがあります。


また生活面におきましては、
過食やお酒やたばこの量が増えるといったもとも
起きたりします。


これら症状は、
これまで蓄積された疲労の結果から
心身の適応能力の限界を超えてしまう
「五月病」というものであります。

ということで、今回は五月病特有の原因のよく分からない
慢性的な 体の不調や、疲労感を取るのに役立つツボを
幾つかご紹介いたします。
特に心身の疲労回復に良いとされるツボを取り上げてみました。

体は声を発しませんが、代わりに痛みや辛さで訴えてきます。
どのツボが良いかと迷われる時は、今回紹介しましたツボの中から
今の自分が気になったり痛かったりする場所に近いところを選び、
まずはお灸やツボ押しをしてみてください。

湧泉三陰交足三里豊隆陰陵泉曲泉内関神門
膻中中脘肓兪期門気海神道神堂心兪筋縮
肝兪腎兪天柱百会通天絡却 


日頃の対策としましては、
まず五月病で大敵なのは「溜め込む」ことです。

イライラやストレス解決の基本は、
溜め込まずに出来る限り速やかに吐き出して
軽くしまうことであります。
自分で耐えられるくらいまでなら良いのですが、
本来持っているキャパシティー以上を抱えてしまいますと、
やがて体調にも悪影響をもたらしてきます。

例えば、旅に出る時に背負っている荷物は、
出来る限り軽くして置いた方が楽でありますように、
人生もまた物事を余り背負い過ぎることなく、
時折何処かで下ろして軽くしておくことも
大事なことであります。

またストレスの原因は、
それが何かをすぐに特定することが大切です。
もしストレスを感じたら、
自分はこのことに対してストレスを感じているのだと、
即座に原因を明らかにしておけば、
あとはその後の対処対策を考えることが可能となります。

ですから、
ストレスは溜め込み過ぎず吐き出して、
小さく軽いうちに対処するよう心掛けておきましょう。


その一つの方法としまして、
ストレスの原因を分かりやすく
言語化してみるのは如何でしょうか。
言語化出来れば、
自分の言葉でストレスの原因を具体的に
訴えることが可能になります
更に原因が可視化されることで、
溜まっているストレスの元を自分自身で
理解することもにも繋がります。

そして何より大事なことは、
『頑張り過ぎない』ということです。

新年度から今に至るまで、
自分の限界を超えて、
頑張り過ぎていませんでしたか?

身の丈以上の事をやり続ければ、
いずれ心身共に限界がやってきます。
それでも無理を押し通せば、
心も体も悲鳴を上げてブレーキをかけてきます。

まだ新天地にやってきたばかり、
新たな船出をしたばかりです。

「千里の道も一歩から」

出来ないことを無理して一人抱え込まず、
声に出して吐き出したいことは、
堪え過ぎずに吐き出しましょう。
最初から全て完璧にこなせる人はいません。
周囲の助けを借りながら、
少しずつ成長することに努めましょう。

人生は失敗があるからこそ、
再び挑戦することが出来ます。
失敗と改善の試行錯誤の繰り返し、
人は成長していくものであります。
この経験を積み重ねることが後々の糧となり、
人をまた大きく成長させていきます。

日々の生活としましては、
生活リズムの乱れに注意しましょう。
とりわけ平日と休日の就寝起床時間が乱れてしまいますと、
日中に眠気を催したり、夜眠れなくなるなど睡眠サイクルの
乱れに繋がり、体の疲れも溜まりやすくなってしまいます。
睡眠起床時間は、可能な限り±1時間程度のズレに抑え、
休日に足りていないと感じたならば、
30分程度の昼寝を活用しましょう。

良くあることですが、起きてみたらお昼を回っており、
気づけば夕方になっていた。
今日一日何もせずに過ぎてしまったことに対する後悔もありますし、
翌日からまた仕事に行かねばと、何となく憂鬱でネガティブな気分に
なりがちであります。
こうした気分は、五月病に拍車をかけかねません。

また、お休みの日も起床時間を普段の日に合わせ、
午前中の活用をしてみては如何でしょうか。
仕事の日は普段自由に使うことの出来ない時間ですので、
例えば自分の好きなことや趣味、なかなか手を付けられない家のことに
充てたりすることで、良いリフレッシュ効果をもたらします。
また、日中の時間も日常から距離を置けるような環境に身を置き、
気持ちのリフレッシュや達成感を感じることも良いかと思います。

やる気スイッチが起きない時は、
五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)を刺激することがおススメです。

空を出来るだけ遠く広く見渡し、
何気ない自然の音に耳を傾け、
美味しい空気でゆっくりと深呼吸をしてみる。
食事はゆっくり噛みしめ、じっくりと味を堪能する。
体を完全に脱力して重力を肌で感じてみる。
普段は無意識にしているところを、
意識的に体感してみては如何でしょうか。

少し宣伝となってしまいますが、
五感を感じるという意味では鍼灸治療もお勧めです。
お灸で使うもぐさには、チネオールと呼ばれる
精油成分が含まれております。
お灸を燃焼した際に出る煙には、このチネオールが
含まれれており、リラックス効果が期待できます。

確かに一生懸命になることは大切なことです。
しかし、人それぞれに出来ることの限界があります。
ましてや最初から完璧に出来る人など誰もいません。
ですから出来ないからと自己否定するのではなく、
今の自分を素直に認めてあげこともまた肝要なことであります。

デジタル社会も日進月歩、
今やお店で人を介さずに済むことも
珍しいことではなくなってきました。
こうして直接人と接する機会は減っていく一方、
インターネットを通じ多くの人々に自分の主張を
発信出来るようになりました。


しかしネット上では、
本当の自分を知る者も少なく、
また感情だけが先行してしまいますと、
要らぬ誤解を受けてしまった結果、
誹謗中傷などを受け、
余計に傷つくことがあるかもしれません。

本当に悩みやストレスを抱えていたら、
まずは自分を知り安心して伝えることの出来る
身内や友人知人に話してみましょう。

もし近しい人には話しづらいことであれば、
例えばこちら鍼灸院のようなところで、
治療をしながら話をすることもまた、
気持ちを軽くする方法のひとつでもあります。

他にも最近では、AIに悩みを聞いてもらうという
話も聞きます。


一人きりで背負い込むことなく、
もし背負い込んだとしても、
背負いきれなくなる前に何処かで下ろし、
身軽になるよう心掛けていきましょう。

人生に失敗や挫折はつきものでありますが、
明るく楽しく元気よく過ごせてこその人生であります!



ご予約の方は、
お電話または当院LINE公式アカウントより
ご連絡下さい。
TEL 042-491-0921 【完全予約制】
月火木金  9:00~18:00
土日    9:00~18:00
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毛髪(白髪・薄毛・脱毛症)対策のツボ。

老化現象の中で、目に見えて感じられるのは毛髪であります。
年齢と共に髪にハリやコシがなくなってきたり、
白髪・薄毛・抜け毛といったものも目立つようになってきます。

髪の色は、毛包という毛髪や体毛を作るための器官に存在する
メラノサイトが作り出すメラニン色素によって色を持つ毛を生成します。

白髪は、このメラノサイトが著しい減少または消失により、
メラニン色素の供給が止まることにより発生します。
原因としましては、紫外線・ストレス・喫煙・遺伝・免疫応答・
栄養不足・生活習慣などといったものに影響されます。

また、白髪は加齢と共に増え続ける現象は、加齢性白髪化と言い、
これは老化現象の一つとみなされております。

統計的には、50歳までに頭髪の50%以上が白髪になる人の割合は、
人口の約20%と言われております。


毛を作り出す器官は毛包と呼ばれ、
成長期(2~6年)・退行期(2~3週間程度)・休止期(2~4か月程度)からなる
毛周期(ヘアサイクル)と呼ばれる自己再生プロセスを生涯繰り返して行きます。

頭部にある大部分の毛包は成長期毛包であり、
頭部の毛髪は約15万本あるうちの約90%が該当し、
残りの10%が退行期・休止期毛包となります。
毛包の根元は毛球部と呼ばれ、
この毛球部に包まれるようにしてある毛乳頭(dermal papilla:DP)から
表皮側にある髪の毛の成長を担う最も重要なケラチノサイトである
毛母細胞へ信号が送られます。
信号が送られた毛母細胞は、分裂・増殖を繰り返し、
毛(毛髪)を形成して行きます。
この産み出される過程で、外傷・感染・炎症などの要因によって
物理的に破壊されますと、脱毛が生じます。

脱毛症の原因には大きく2つあり、
①毛と毛包の傷害:円形脱毛症・瘢痕性脱毛症・頭部白癬・
外的因子(外傷・熱傷・精神的(抜け毛行為など)・
牽引性(ポニーテール・ドレッドヘアなど)


②毛周期の異常:休止期脱毛(熱性疾患・大手術・過度なダイエット・出産など)・
男性型脱毛(AGA)・女性型脱毛(FPHL)・薬剤性脱毛(抗がん剤など)


この中で、性差のある脱毛症として、
男性型脱毛:androgenetic alopecia(AGA)
女性型脱毛:female pattern hair loss(FPHL)
があります。

AGAの特徴としましては、頭頂部または前頭部に特徴的な薄毛部位が
あるところです。薄毛化が進んでも、毛髪の密度は大きく変化なく、
毛の細りが見た目に大きく影響しております。
改善としては、太毛化にすることが有効とされております。

FPHLの特徴としましては、頭頂部の比較的広い範囲の頭髪が
薄くなるところにあります。
改善としては、髪のハリやコシの低下に対処し、毛の細りと毛髪数の
減少を抑えることにあります。

また円形脱毛症には、

単発型:脱毛斑が1つに生じるもの。
多発型:脱毛斑が2つ以上生じるもの。
全頭型:頭髪の大部分が抜けてしまうもの。
汎発型:頭髪だけでなく、眉毛・まつ毛・体毛が抜けてしまうもの。
蛇行型:後頭部から側頭部の生え際で、帯状に髪が抜けてしまうもの。
逆蛇行型:額の生え際から頭頂部にかけて髪が抜けてしまうもの。
ADTA:(急性びまん性全頭脱毛症:acute diffuse and total alopecia)
短期間で頭髪の大部分が抜け、その後自然発毛し回復するもの。

という8つのタイプがあります。
※脱毛斑・・・突然頭部などに円形・楕円形の抜け毛が生じる状態のこと。

円形脱毛症の原因としましては、
精神的ストレス・自己免疫・アレルギー・遺伝性・ホルモンバランス・
栄養状態・感染症・ワクチン接種・薬剤・出産などが挙げられます。

(毛髪科学の新展開より)


東洋医学では頭髪の脱毛を『髪堕(はつだ)』と言い、
原因や状態によって呼び分けられます。

油風(ゆふう):短期間のうちに頭髪の一部或いは全てが脱落し、
その部分の頭皮がツルツルとなる。自覚症状はなく、
西洋医学の『円形脱毛症』に類似する。
脂禿(しとく):頭皮が痒く、頭髪が油っぽく、フケが多く
髪が抜けやすくまばらになる。酷ければテカテカした頭皮が
露出するもの。
斑禿(はんとく):急に頭髪の一部が抜け、円形や楕円形の頭皮が
露出するもの。西洋医学の円形脱毛症に類似する。


また髪は『血余(けつよ)』と言われ、
精から化生(変化・生成)した血の滋養を受けています。
そのため、髪の色・艶・量・潤いは血および血を化生する
精の盛衰が反映されます。
※精:人体の構成や生命活動を維持する最も基本的な物質。
※血:血脈中を流れる赤い液体で、豊富な栄養分を有している。

また、五臓の中で髪とかかわりの深いものとして、
肝・脾・腎の3つがあります。

肝の機能
疏泄(そせつ):気機を調節し、生理物質を順調に推動させること。
※気機:気の運動(昇る・降りる・出る・入る)
※推動:人体の成長・発育および臓腑などの生理活動を促進する作用
この機能が失われますと、血の巡りが停滞し、血が髪に十分行き渡らなくなります。

脾の機能
運化(うんか):飲食物を水穀の精微に変化させて吸収し、
心や肺に運ぶ作用。(気血生成の源)
この機能が失われますと、精血による髪への滋養が不足します。

腎の機能
蔵精(ぞうせい):精を貯蔵する機能。
この機能が失われますと、白髪や脱毛が起きます。

そして、脱毛の病態としては、以下のものが挙げられます。

気滞血瘀(きたいけつお):ストレスなどの外部からの刺激が原因で
血行が悪くなると、髪が滋養不足となり脱毛が進んでしまう。
特徴として、部分的・全体的な脱毛・顔が黒ずむ・頭痛・
皮膚のシミや色素沈着などがある。


風邪(ふうじゃ):気血不足から外部からの抵抗力が低下すると、
邪気の停滞を招き、髪が上手く滋養されずに急に脱落してしまう。
特徴として、頭痛・頭顔の浮腫み・急な病の発症などがある。
※邪気:各種疾病の発病因子のこと。

血熱化燥(けつねつかそう):辛いものや肉食などの体を温める
性質の食材を過度に摂取することにより、体内に熱が溜まる。
熱は上へ向かう性質の為、頭部に邪気が停滞し、髪が滋養されず
脱毛が起きる。
特徴として、頭皮の痒み・髪が油っぽい・フケが多い・
髪が抜けやすい・口の乾き・便秘・尿が黄色いなどがある。


肝腎精血不足(かんじんせいけつぶそく):長患いや産後、加齢など
により、髪を滋養する精と血が不足し、髪がまばらとなり乾燥し、
脱落しやすくなる。
特徴として、持続的な脱毛、頭頂部または両額角からの脱毛、
耳鳴り・難聴・めまい・物忘れ・視力減退などの症状を伴う。

肝腎陰虚(かんじんいんきょ):精や血などの陰液が不足した状態が続き、
ほてりやのぼせなどの熱症状が目立つと、髪の滋養が不十分となり
脱毛となる。
特徴としては、持続的な脱毛、頭頂部または両額角からの脱毛などである。
※陰液:精・血・津液をまとめた総称。
※津液:体内における正常な水液の総称。
※水液:人体中に存在する水分の総称。



(新版東洋医学臨床論《はりきゅう編》より)



ということで、
今回は「頭髪対策のツボ」を幾つかご紹介します!

体は声を発しませんが、
代わりに痛みや辛さで訴えてきます。
どのツボが良いかと迷われる時は、
今回紹介しましたツボの中から今の自分が気になったり
痛かったりする場所に近いところを選び、
まずはお灸やツボ押しをしてみてください。

脱毛症・円形脱毛症の主なツボ
前頭部:曲差五処承光通天神庭
側頭部:率谷和髎
後頭部:天柱風池
頭部の血行改善を目的として治療を行います。

髪を艶やかにする
三焦兪腎兪陽池太渓膻中中脘陰交関元
天柱風池翳風通天百会前頂

気滞血瘀
肝兪太衝膈兪血海三陰交

風邪
風府風池大椎曲池陰陵泉合谷内庭

血熱化燥
膈兪血海合谷曲池内庭三陰交復溜太渓

肝腎精血不足
太衝肝兪膈兪三陰交太渓腎兪気海

肝腎陰虚
肝兪腎兪復溜陰谷曲泉


各ツボは、アメーバブログ 「はりとお灸の豐春堂ブログ」の木曜コーナー
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日頃の対策としましては、
「良い頭皮から良い毛が生まれる」と言いますように、
頭皮マッサージは、頭皮が刺激され、血行促進にも繋がります。
指の腹で優しく頭皮に当てて揉み込むようにして、
後頭部→耳の後ろ→側頭部→頭頂部→前頭部の順にマッサージを
行ってみましょう。

睡眠時間は、毛の成長を担う最も重要なケラチノサイト
である毛母細胞を活性化させる成長ホルモンの分泌を
促進するための大切な時間です。この成長ホルモンは、
午前0時から2時の間が活発になりますので、早寝早起き
を心掛けて行きましょう。

また、紫外線は髪にとって有害なものとなります。
外出される際は、帽子を着用し、出来ればUVカットされ、
色の濃い、メッシュ素材のように通気性が良く蒸れにくい
ものを選んでおくとよいでしょう。


東洋医学的養生としましては、
気滞や五志化火が原因となっている場合は、精神的なストレスを
受けやすい環境にあるため、出来る限りストレスの原因を解消
または距離を置き、気持ちが後ろ向きにならないように
変えていきましょう。

※気滞:気機を調節することが出来ず、気が滞ること。
※五志化火:情志が過剰となり、内火が生じる。
※気機:気の運動のこと。昇・降・出・入という4つの方向性がある。
※五志:怒・喜・思・憂・恐の5つの情動・情緒のこと。
※七情:怒・喜・思・憂・悲・恐・驚の7つの情動・情緒のこと。
※情志:五志と七情に含まれる情動・情緒の総称。
※内火:温性の飲食の過剰摂取・臓腑機能の失調・痰湿・瘀血
などによって熱証を発すること。人体の上部に影響を及ぼすことが多い。

その手段の一つとして、日々適度な運動やストレッチを取り入れて
みるのも良いと思います。


風邪や熱邪が原因となっている場合は、過労や睡眠不足などにより、
外邪への抵抗力も落としてしまう恐れがあります。
同様に、精血不足や陰虚の場合も症状を悪化させる要因となります。
こうした時は、決して無理をせずに適度な休養と睡眠をとり、
体をしっかりと休めることに専念しましょう。

※風邪:上へ向かう、皮膚を開く、部位や時間が一定しない性質を持つ。
他の外邪を先導し、人体へ侵入するとされ「百病の長」とも言われる。
※熱邪:温熱の性質を有する外邪のこと。
※精:人体の構成や生命活動を維持する最も基本的な物質。
※血:血脈中を流れる赤い液体で、豊富な栄養分を有している。
※陰虚:陰の機能が低下した状態。
陰が低下すると、陽の機能が旺盛となりほてりやのぼせなどの熱症状が出る。

熱邪内生が原因となっている場合は、辛いもの・熱いもの・アルコールなど
内熱を生みやすい飲食を過剰に摂りすぎたり、常に摂ることは控えましょう。

※内生:体内に発生すること。


髪という漢字の成り立ちは、
部首「かみがしら」「髟(ひょう)」「長」と、「彡(=毛)」から構成され、
「犮(はつ)」が音となります。
髪は「抜」であり、抜擢するように(引き出されるように)
出るというところから来ております。
(漢辞海より)

また、一昔前のCMに、髪は「長い友達」というフレーズもありましたように、
洗髪したり、セットしたりと一日に一度は必ず気に掛けるところであります。
その割には、体の部位で一番上にあるために、外へ出れば強い紫外線に晒され、

仕事や私生活でもパソコンのデスクワークやスマートフォンの多用など、
頭を使う頻度も増してきており、首肩同様に頭皮もガチガチに
なってしまっている方も多く見受けられます。

気になる場所ながら、
ついひと手間を忘れてしまいがちとなりますので、
一日の生活の中に髪のケアする作っていけるように
心掛けて行きましょう!

ご予約の方は、
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食欲不振対策のツボ。

食べることは、すなわち『生きること』であります。
食はお腹が空いたら食べ、満腹になったらやめるという以外にも、
楽しみ・慰め・ご褒美をなったり、家族や友人仲間と共にという
社交的な面もあり、まさに生活に溶け込んだ行動もあります。

この食事に関する行動(食行動)には流れがあり、
初めに先行刺激があり、そこから食行動へと移り、
最後に結果が伴います。

【先行刺激】
外的刺激:時刻・場所・人・食べ物(実物・匂い・イメージ・
ネット動画・テレビ・映画・読書・広告媒体など

内的刺激:空腹感・疲労感・不安・憂鬱・手持ち無沙汰・
イライラ・後悔・怒り・孤独感など


【食行動】
食べ物の種類と量・速度・咀嚼回数など

【結果】
(短期結果)満足感・リラックス・不安怒りの緩和・気晴らし・
食欲増進・自責感・吐き気・腹痛・下痢など

(長期結果)体重 体調 体型の変化・生活習慣病の危険・
容貌の変化・衣服の不経済・自尊心・気分の変化など

(ライフスタイル療法Ⅰ第5版より)

心身が健康な状態ならば、食欲は自然と湧いてきます。
しかし、何かが原因で、
「お腹が空かない」
「食べたくない」
「空腹感はあっても普段通りに食べられない」
「食事が喉を通らない」
などの食欲の低下を招くことがあります。

今回はこうした「食欲不振」について焦点を当てていきます。

食欲不振とは、体調不良や病気などの際に多く見られる
初期症状の一つでもあります。
まず西洋医学からみた原因としまして、
「社会的要素」「精神・神経学的要素」「器質的要素」
というものが挙げられます。

【社会的要素】
独居・貧困・不十分な介護・福祉・虐待・災害避難など

【精神・神経学的要素】
神経性食欲不振症・うつ病・双極性障害・不安障害・
統合失調症・パーキンソン病・慢性疼痛など

【器質的要素】
義歯の不適合・認知症・逆流性食道炎・食道狭窄・
慢性便秘・肺癌・膵癌・消化器癌・肝炎・胆石症・肝硬変・
尿毒症・腎不全・COPD・肺結核・糖尿病・甲状腺機能異常・
関節リウマチ・結核など

また、3つの要素にそれぞれまたがるものもあります。

【社会的と精神・神経学的要素】
認知症・薬物依存

【精神・神経学的と器質的要素】
薬剤

【社会的と器質的要素】
医療過疎

【社会的と精神・神経学的と器質的要素】
社会的孤立

(medicina 62巻4号増刊号 総合力で対応するEmergency/Intensive Care Medicine
第2章 症候別アプローチ病棟急変やERにおける対応 18 食欲不振より)

次に東洋医学からみた食欲不振の原因としまして、
下記のものが挙げられます。

【脾胃虚弱(ひいきょじゃく)】
(原因)消化器系が弱い、食事の不摂生による消化器系の機能低下、過労によるもの。
(症状)空腹感がない・食後の膨満感・息切れ・倦怠感・じっとしても汗が出る

【脾胃湿熱(ひいしつねつ】
(原因)食事の不摂生により消化器系の機能が低下し、そこから余分な水分と
過剰な熱が発生したことによるもの。
(症状)みぞおちがつかえる・吐き気・嘔吐・口の中が粘る・尿が黄色い・軟便

【食滞胃脘(しょくたいいかん】
(原因)過食により、未消化物が胃に停滞することによるもの。
(症状)みぞおちの張り・胸やけ・お腹を押されると嫌がる・便秘・
おならやげっぷが頻回に起きる。

【胃陰虚(いいんきょ】
(原因)辛いもの、味の濃いもの、脂っこいものの過食から、胃に熱が生じて、
胃の陰液が不足したことによるもの。
※陰液・・・体を潤し、栄養を与える水分のこと。
(症状)空腹感あっても食べたくない・食べても多く食べられない・
みぞおち周囲の焼けるような痛み・胸やけ・胃痛・口臭が出る・
胃液が込み上げてくる・吐き気・胃のむかつき・口が渇く・舌唇の乾燥・
便秘・歯肉炎・口内炎

【肝鬱気滞(かんうつきたい)】
(原因)強い緊張感、ストレス、一時的な激しい感情から
エネルギー・血液・水分を全身へ巡らす機能が弱まり、
胃腸の消化吸収の機能を滞らてしまうことによるもの。
(症状)腹痛・下痢と便秘を繰り返す・強い胃痛・嘔吐・吐き気・
イライラ怒りっぽくなる・鬱屈した気分になる・頭痛・
肋骨下のが張り、押すと痛みや不快感がある・脇腹が張る・
梅核気(ヒステリー球)・おならは出るが大便がスッキリ出ない


(新版東洋医学臨床論《はりきゅう編》より)

ということで、
今回は「食欲不振対策のツボ」を幾つかご紹介します!

体は声を発しませんが、
代わりに痛みや辛さで訴えてきます。
どのツボが良いかと迷われる時は、
今回紹介しましたツボの中から今の自分が気になったり
痛かったりする場所に近いところを選び、
まずはお灸やツボ押しをしてみてください。


胃腸の機能改善
中脘足三里陰陵泉・胃の六ツ灸(膈兪肝兪脾兪)
神経性食欲不振症
巨闕中脘・胃の六ツ灸(膈兪肝兪脾兪)・胃兪百会
脾胃虚弱
中脘建里神闕気海天枢内関・胃の六ツ灸(膈兪肝兪脾兪)
脾胃湿熱
中脘曲池内関足三里上巨虚内庭陰陵泉三陰交
食滞胃脘
上脘中脘下脘天枢足三里上巨虚内庭公孫
胃陰虚
太渓三陰交足三里解渓内庭曲池胃兪
肝鬱気滞
期門関元中極太衝肝兪梁丘三陰交

各ツボは、アメーバブログ 「はりとお灸の豐春堂ブログ」の木曜コーナー
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日頃の対策としましては、
まずは生活習慣と環境の改善が基本となります。
ストレスや過労に繋がることは避け、十分で質の良い睡眠時間を確保し、
運動する時間と習慣を設けるなどといった規則性のある生活リズムを
維持することが大切となります。


東洋医学的養生としましては、
まず体調不良時に起きる食欲不振は、胃腸への負担を避けるために
体が自然に発する防衛反応ですので、無理に食事を摂らないことも
方法の一つとなります。

また食欲を増進させる手立てとしましては、「薬味」の活用も
効果的です。
代表的なものとしまして、ネギ、生姜、大葉、ミョウガ、
ワサビ、ニンニク、唐辛子、みつ葉、柚子、大根おろし、
海苔、鰹節といったものがあります。
これらを適度に使うことにより、味や香りの変化が出て、
食欲増進の手助けにもなります。更に薬味には、漢方薬として
使われているものもあり、消化吸収の手助けにもなります。


東洋医学の古典に『素問』という書があります。
その中の『上古天真論』の一節に、意訳とはなりますが、
こう記されております。

「日々の健康に留意して、体に良くなことや無理なことは避けると共に、
物事の損得ばかり考えず、雑念に囚われず、心穏やかに清らかで静かな
生活を過ごしていれば、体はエネルギーに満ち、心も擦り減ることはない」

また貝原益軒『養生訓』にも、健康維持の原則としてこうも記されております。

「養生の道は中庸(ちゅうよう)を守らねばならない」
※中庸・・・極端に偏らず、過不足なく調和がとれている状態のこと。

食欲は、その時の感情や精神状態に大きく左右されます。
感情の起伏が起きやすく、ストレスのかかりやすい環境からは距離を置き、
出来る限り自分が丁度良い加減のところに身を置くことも方法の一つとなります。

食事というのは、人の様々な感覚を働かせる時間でもあります。

キッチンから聞こえる調理や咀嚼の音『聴覚』
食器に乗せられた料理を見る『視覚』
料理から発せられる匂い『臭覚』
口に入れた際の味と食感『味覚』『触覚』

こうした一つ一つの感覚を少しずつ丁寧に感じ取りながら、
改めて食事の時間を考えてみることも良いかもしれません。


食欲とは、人の心と体にとても密接な関係にあるものであります。
日々のストレスに自分から近づき飲み込まれることなく、
もっと俯瞰し、日々中庸な生活を心掛けていきましょう。

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花粉症対策のツボ。

先日新年が空けたかと思えば、
いつのまにやら2月も中旬となりました。
この時期と言えば、
巷では学生の方は受験シーズン真っただ中であり、
社会人の方は来月年度末抜向けてラストスパート
といった時期であります。
そして、忘れたいが忘れさせてくれないものが、
花粉の時期であります。

まず、今年のスギ花粉の飛散時期は、
2月上旬に九州や東海などから始まり、
九州から関東の広い範囲では2月中旬、
北陸から東北は2月下旬から3月中旬頃となっています。
そして、スギ花粉の飛散ピークは、早い所では2月下旬から、
広い範囲でピークとなるのは3月上旬から中旬頃となります。
また、ヒノキ花粉のピークは3月下旬から4月上旬頃となっています。


次に今年のスギ花粉飛散量予測によりますと、
去年夏は、高温・多照で雄花が形成されやすい
気象条件となっているそうです。
一方で、前シーズン2025年春の花粉飛散量は、
西日本では例年より多く、東日本と北日本では
少ない傾向でした。
飛散量が多い翌年は雄花の形成が抑えられるため、
2026年春の花粉飛散量は、前シーズンと比べ、
西日本では広い範囲で減少し、
東日本と北日本は前シーズンより多く、
非常に多い所もある見込みとなっております。

日本気象協会 2026年 春の花粉飛散予測(第3報)


既にスギ花粉の飛散時期は始まっており、
早い方は1月辺りから症状の出ている方も
いらっしゃいます。

ということで、
今年も「花粉症対策のツボ」の

目の症状

鼻の症状

によいツボを幾つかご紹介します!

体は声を発しませんが、代わりに痛みや辛さで訴えてきます。
どのツボが良いかと迷われる時は、今回紹介しましたツボの中から
今の自分が気になったり痛かったりする場所に近いところを選び、
まずはお灸やツボ押しをしてみてください。

目の症状:攅竹糸竹空瞳子髎睛明目窓承泣四白陽白
太陽・天柱風池合谷曲池肩井太衝
鼻の症状:天柱風池印堂上星顖会通天百会頭臨泣
頬鼻・迎香太淵列欠孔最合谷曲池中脘大椎風門
肺兪復溜陰陵泉飛揚崑崙太衝

「治未病」
花粉症も他の病同様に、
完全に発症してから対処するよりも、
予兆ぐらいの初期段階から
早めに予防対策をしておきましょう。

日頃の対策としましては、
この時期、マスク着用は必須です。
加えて花粉症用ゴーグルで目を保護する
ということもしておきたいところです。


点鼻薬やお薬の服用といった対処療法も
必要でありましょう。

私40年来の花粉症持ちでありまして、
この時期になりますと、
漢方薬の『小青竜湯』を服用しております。


お家で出来ることとしましては、
鼻うがいしておくのも一つの方法です。
直接水でしますと鼻奥にしみますので、
ぬるま湯に一つまみの塩を加えますと、
鼻うがいしやすくなります。

また、バリアのような役割として、
目の周りや鼻の中に白ワセリンを
塗っておくというのも一つの手です。

生活習慣で言いますと、
起床就寝時間のばらつきといった
不規則な生活リズムも
症状の悪化に繋がりますので、
良質の睡眠をとることも大切です。

食事に関しましては、
頭よりも腸が食べたいものを摂り入れ、
腸内環境を常に整えて置くことも
重要な要素となります。

花粉症対策の食事としましては、
免疫調整の働きを持つビタミンD
腸内善玉菌の餌になる水溶性食物繊維
腸内バランスを整える乳酸菌といったものがあります。


ビタミンDを多く含むものには、サケ・シラス・サンマ・イワシ・
干しシイタケ・きくらげ
水溶性食物繊維では、昆布・ワカメ・ひじき・こんにゃく・山芋・
かぼちゃ・サツマイモ・みかん・キウイ
乳酸菌でしたら米麹・ヨーグルト・チーズ・納豆・キムチ・ぬか漬け・
味噌・醤油・お酢・日本酒
といったものがあります。

冬から春への季節の変わり目は、
唯でさえ体調を崩しやすい時期であり、
更に追い打ちをかけるかのように
スギ花粉症持ちの方にとりましては、
いっそう厳しい季節となってきます。
生活に支障きたすレベルとなる前に、
出来る限りの予防対策を施し、
症状を最小限に抑えられるように
乗り切っていきましょう!

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飲みすぎ食べすぎ対策のツボ。

年末年始はまさに光陰矢の如しでありまして、
「Don’t think.Feel.」
考えるよりも感じるままに突き進まねば追い付かない
ような忙しさが押し寄せてきます。

そうした忙しい合間を縫いながらも、
やはりこの時期になりますと、
人と会う予定が自然と増えてきます。
そして、会うとなれば飲食というものが
付き物であります。

仕事関連や仲間内との忘年会から、
クリスマスにお正月と食への誘惑が
次から次へとやってきます。


気づけばカロリーオーバーも何のその、
最近ズボンがきつくなったと感じ、
体重計に乗った瞬間にアッと驚くような
ことが起きるのもこの時期であります。

また暴飲暴食のツケとして。
翌朝は後悔の念に駆られながら
腹痛・胸やけ・胃もたれ・二日酔いとの
辛いお付き合いであります。

ただでさえ、
年末年始にかけては、
公私ともにやることが雪だるま式に増えて行きます。
胃痛や二日酔いなどになって心身共にボロボロで、
大切な一日を無駄にしてしまいかねません。

後ろ倒しとなった予定を無理にリカバリーしようとすれば、
今度は疲労の蓄積で体調を崩してしまう恐れもあります。

これからの何かと胃腸に負担のかかる時期に向けた対策ある中、
鍼灸治療というのも一つの選択肢であります。
こちら豐春堂では、
過度の飲食からくる心身の不調から
元ある姿に戻せるようにお手伝いをして行きます。

また、ご自宅でもお灸やツボ刺激が出来るよう、
今回「食べすぎ飲みすぎ」対策のツボを
下記に幾つか紹介しておきましたので是非ご活用ください。

二日酔い:百会天柱風池完骨鳩尾巨闕期門
章門中脘天枢肓兪裏内庭


胃もたれ・胸やけ:胃の六つ灸(膈兪肝兪脾兪)・胃兪
胆兪腎兪足三里梁丘巨闕不容期門章門
中脘天枢

吐き気:天容気舎胃兪巨闕不容中脘足三里厲兌

飲みすぎ・食べ過ぎ:魚際

食あたり:内庭裏内庭

日頃の対策としまして、
飲み会食事会が連チャンとなるなど、
無理なスケジュールを詰め過ぎないことです。


また自分の許容量を守るように心掛け、
頭の中で注意信号を感じたら控える決断も大切です。

しかしながら、楽しい宴になりますと、
どうしてもその場の盛り上がり乗じて、
自ら率先して限界を超えてしまうことがあります。
ですから気心知れた同士で飲む際、
特に酒量にはお互い気を付けていきましょう。

また、年末年始はどうしてもいつもより
カロリー摂取量が多くなりがちです。
こうした時は休みの時など、
水分だけで過ごすプチ断食をして、
胃腸を休める日を設けておくのも一つの方法です。

万が一二日酔いになった時は、
ビタミンB1を含んだもの大豆類などといったもの、
また水分塩分補給として味噌汁といったものがおすすめです。
例えば納豆巻きにアサリの味噌汁というのは如何でしょうか。

食欲ない時は果汁入りのジュースというのも良いでしょう。

昨今はコンプライアンス重視で、
ハラスメント関連に厳しくもなり、
飲み会や食事会で相手から無理強いされる機会も
随分と減ってきております。
あとは自省して、自ら墓穴を掘らぬように気を付け、
多忙ながらも楽しい年末年始をお過ごしください。

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慢性便秘症対策のツボ。

 健康で元気に快適な生活を送る上で欠かせないものを
3つ挙げるとすれば、「快食」「快眠」「快便」であります。


 こうした生きるために必ず行うサイクルがあってこそ、
日々変わることなく心身共に健康が保たれているという
訳であります。


ですから、「食欲不振」「不眠」「便秘」というものは、
快適な生活を妨げる要因と言えるわけであります。



 その中で、今回は「慢性便秘症」について取り上げて行きます。

 慢性便秘症診断ガイドライン2023によりますと、便秘とは
「本来排出すべき糞便が大腸内に滞ることによる兎糞状態・硬便、
排便回数の減少や糞便を快適に排泄できないことによる過度な怒責、
残便感、直腸肛門の閉塞感、排便困難感を認める状態」
と定義されております。
※怒責・・・排便時などに下腹部に力を入れること。
 また慢性の定義は「6カ月以上前から各症状が発症し、
最近3か月間はその症状が持続している」こととあります。


 慢性便秘症の有病率は、およそ日本国民の約15%とされており、
全体的では男性よりも女性の方が多く、70歳以降では性差はなくなります。
 便秘の発症リスクとしては、性別(女性が多い)・身体活動性・主観的健康度・
腹部手術歴・特定の基礎疾患・加齢・薬剤といったものが関連しております。
 慢性便秘症の原因となりうる基礎疾患としては、糖尿病・甲状腺機能低下症・
膠原病・パーキンソン病・うつ病・消化器の腫瘍・巨大結腸・痔核などがあります。
※身体活動性・・・安静にしている状態よりも多くのエネルギーを消費する
骨格筋の収縮を伴う全ての活動のこと。
※主観的健康・・・医学的な健康状態ではなく、自らの健康状態を
主観的に評価する指標のこと。

  また東洋医学では、便秘のことを「大便秘結」と呼び、
便秘原因の違いにより「熱秘」「気秘」「虚秘」「冷秘」
に分類されております。


熱秘・・・飲酒・脂っこいもの・辛いものなどを
摂り過ぎたりしたことにより津液を損傷し、
結果胃腸が乾燥して熱くなることにより生じる。
症状としては、口が渇く・口臭・赤ら顔・のぼせ・ニキビ吹き出物
などがあり、便は硬い乾燥便となる。

気秘・・・ストレスや長い期間動かなかったことなどにより、
腸の働きが低下することにより生じる。
症状として、便は硬く乾燥し、便意はあるが残便感がある。
便の形状は一定ではなく、ゲップが頻繁にあり、お腹の張りや痛みを伴う。



虚秘・・・気虚と血虚により生じる。
気虚は過労などにより全身に巡らせる機能が低下して生じるもの。
血虚は長患いや産後などに腸内の潤いが失われて生じるもの。
症状として、
気虚は便の出始めが硬く、後に緩くなる。いきんでも
滑らかに排便されない。疲労感・倦怠感・息切れ・自汗がある。
血虚は兎糞状の便となり、顔色に艶なく、めまいなどの症状がある。
※気・・・人体を構成し、生命活動を維持する極めて細かい物質のこと。
※血・・・血脈中を流れる赤色の液体で、豊富な栄養分を有している。
※気虚・・・気が不足・消耗したために、働きが機能しなくなった状態。
※血虚・・・血の不足・滋養する働きが少なくなった状態。


冷秘・・・身体の冷えにより、温める働きが低下することで生じる。
症状としては、排便困難であるが便は緩い。お腹や手足の冷えを伴う。


 慢性便秘症は、統計的に見ましてもクオリティオブライフ(QOL)や
労働生産性の低下をもたらし、その経済的損失は年間約120万円に
相当すると報告されております。

 更に便秘が続くことで、排便時に過度のいきみにより排便失神しやすくなり、
心臓への負担もかかりやすくなります。腸内細菌叢の異常(ディスバイオシス)
により腸内代謝物が変化しており、動脈硬化や心血管疾患などのリスクも
考えられます。
※クオリティオブライフ(QOL)・・・人々の生活を物質的な面から数量的に捉えるのではなく、
精神的な豊かさや満足度も含めて、質的に捉える考え方。生活の質。人生の質。生命の質。
※腸内細菌叢(腸内フローラ)の異常(ディスバイオシス)・・・有益な菌(善玉菌)が減少したり、
有害な菌(悪玉菌)が異常増殖したりするといった、腸内細菌叢のバランスが乱れた状態のこと。


ということで、
今回は「慢性便秘症対策のツボ」を幾つかご紹介します!

体は声を発しませんが、
代わりに痛みや辛さで訴えてきます。
どのツボが良いかと迷われる時は、
今回紹介しましたツボの中から今の自分が気になったり
痛かったりする場所に近いところを選び、
まずはお灸やツボ押しをしてみてください。

腸の動きを良くする・・・足三里中髎
便通を良くする・・・大腸兪天枢上巨虚
熱秘による便秘・・・内庭曲池合谷
気秘による便秘・・・太衝合谷内庭肝兪
虚秘による便秘・・・
①気虚による:(肺気虚)合谷足三里肺兪 (脾気虚)陰陵泉脾兪 (腎気虚)気海腎兪
②血虚による:(血虚)足三里三陰交膈兪 (陰虚)復溜太渓
冷秘による便秘・・・(脾陽虚)足三里関元 (腎陽虚)太渓腎兪


各ツボは、アメーバブログ 「はりとお灸の豐春堂ブログ」の木曜コーナー
「お灸をしよう!」にリンクしております 。

また日頃の対策としましては、
バランスの良い食事
十分な睡眠と休養
適度な運動
ストレスを溜め込まない
といった生活習慣と環境の見直しをしてみましょう。

食事面では、水溶性食物繊維が豊富な食品を摂りますと、
水分を吸収して膨れ、便をかさ増ししますので、
腸の動きを刺激してくれます。
但し、大腸の通過が遅い或いは便の排出障害がある方は、
食物繊維を摂取し過ぎて逆に便秘が悪化する場合が
ありますので注意してください。


また一日一回以上はトイレに行き排便を習慣づけておきましょう。
例えば朝食後、朝バタバタしていてトイレに行くタイミングを
ついうっかり逃すことも便秘のリスクとなります。
便意を感じたら我慢せずに排便を心掛けることが大切です。

排便時の姿勢も前傾姿勢をとりますと、便が輩出しやすくなります。
排便時にはいきむ動作が必要となります。
いきむことで横隔膜と腹筋を収縮させて腹圧を高めると同時に、
膀胱・子宮・直腸などの臓器を下からハンモックのように支えている
骨盤底筋群を緩めることによりスムーズな排便がされております。


スムーズな排便の為には、腹筋運動を行って腹圧を高めたり、
肛門を締めて緩める運動を取り入れるにより、
骨盤底筋群の緩む感覚を身につけておくことも対策の一つです。



東洋医学的養生としましては、
まず、冷たい飲み物の過剰摂取による冷秘や、
辛い刺激物を摂りすぎによる熱秘の予防には、
適度なバランスの良い摂取を心げけましょう。

また、過労睡眠不足による虚秘とならないためには、
適度な休養と十分な睡眠を確保しましょう。


そして、ストレスの蓄積による気秘には、
適度な気分転換や運動などでストレスを溜め込まない
ようにすることが肝要となります。

言いたいことも言えずに胸の奥に溜め込んでおきますと、
次第に心が耐え切れなくなりますように、
お通じも溜め込むことが体の不調に繋がります。
これまでの生活習慣を見直しながら、
快便ライフを目指して行きましょう!

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変形性膝関節症対策のツボ。

近年になりまして、膝痛を訴える方が増えてきております。
痛みの原因としましては、日常的な運動不足・肥満・過度な運動スポーツ・
加齢による膝関節周囲の衰えなどが挙げられます。


膝痛とは膝関節とその周囲に起きる痛みであり、
変形性膝関節症・スポーツによる外傷などと
いったものがあります。


また、膝痛には骨折や靭帯損傷などといった手術適応の症状もありますので、
その際は速やかに医療機関への受診を行いましょう。


そこで今回は、当院でも訴える方の多い変形性膝関節症を取り上げて行きます。
変形性膝関節症とは、関節軟骨が変形や摩耗することにより起きる痛みで、
40歳代からみられ始め女性の方が多い傾向にあります。
症状は痛み他に、関節部の熱感・冷える・浮腫む・腫れる・重怠い・
水が溜まる・庇うような歩き方をするといったものが挙げられます。


更に症状が進みますと、膝関節の動きが制限されたり、O脚・X脚といった変形、
膝周囲の筋肉が萎縮し、階段の昇り降りや正座が困難となってきます。


東洋医学的から見た膝痛の原因としましては、外感病によるものと、内傷病・外傷による
ものが挙げられます。
外感病とは、風・暑・湿・燥・寒・火といった季節や環境の変化、伝染病や流行病といった
外からの影響によるものです。
内傷病とは、暴飲暴食・過度な食事制限・過労・運動不足など不摂生な生活からの影響に
よるものです。
外傷とは、打撲・捻挫・骨折・刺傷・火傷・凍傷など外的な力からの影響によるものです。

外感病による膝の痛み
痺症(ひしょう)・・・『痺』とはとは詰まって通じないという意味です。
風・寒・湿・熱といった外邪によってもたらされ、経絡が詰まり、気血の流れが滞ることで
関節痛や痺れを生じさせるもの。
①行痺(風)・・・痛みの箇所が定まらず、初期には悪寒発熱の症状が出やすい。
運動制限を伴うことが多い。
②痛痺(寒)・・・固定した痛みで、冷えた感覚を伴う。運動制限やこわばりがあり、
寒さで症状が悪化し、温めると軽減する。
③着痺(湿)・・・固定した痛みで、重怠い感覚を伴う。湿度が高いと症状が悪化する。 
④熱痺(熱)・・・局所の熱感・発赤・腫脹を伴う。冷やすと症状が軽減する。
発熱・多汗・口が渇きやすい。



内傷病・外傷による膝の痛み
①血瘀(けつお)・・・外傷によって瘀血が生じ経絡が滞り、気穴の流れが通じなくなることで
痛みが生じるもの
②腎虚(じんきょ)・・・加齢などにより腎精が不足したことにより骨髄が充足されず、
関節周囲に滋養が行き届かず痛みを生じるもの。
③傷筋(しょうきん)・・・スポーツや労働などにより関節周囲に負担が掛かり、
局所的に気血が不足し、滋養が出来なくなることにより痛みが生じるもの。


ということで今回は
「変形性膝関節症」対策のツボを幾つかご紹介いたします

膝の局所治療:内膝眼・犢鼻・鶴頂・血海梁丘曲泉膝関
陰陵泉足三里膝陽関陽陵泉委中委陽陰谷浮郄

外感病への治療
行痺:風池大杼風門膈兪血海陽陵泉懸鍾太衝
痛痺:腎兪命門関元
着痺:陰陵泉三焦兪
熱痺:大椎曲池
内傷病・外傷への治療
血瘀:三陰交膈兪血海合谷太衝
腎虚:腎兪太渓復溜三陰交血海
傷筋:合谷太衝血海三陰交陽陵泉

体は声を発しませんが、代わりに痛みや辛さで訴えてきます。
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各ツボは、アメーバブログ
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体の冷えと首肩こりは、それぞれの「対策のツボ」
ブログをご参照ください。

また日頃の対策としましては、
やはり膝痛の原因の一つとして筋力の低下が挙げられます。
ですから、膝関節周囲の大腿四頭筋をはじめとした筋肉のトレーニングを
行っておくことが大切です。
特に自転車のペダル漕ぎや水中運動が効果的です。


身体的には体重の増加も膝の負担を大きくしますので、適性の体重とする
食生活や生活改善も必要となります。


その他、日頃の痛みを抑えるために膝サポーターの装着や衝撃吸収性の高い
シューズの使用も考慮してみましょう。


そして、東洋医学的な対策となります。
行痺(風)の場合は、エアコンなど直接膝に冷たい風が当たらぬようにしましょう。
痛痺(寒)の場合は、体を冷やさぬようにしましょう。
着痺(湿)の場合は、味の濃いもの、脂っこいもの、辛いもの、過度の飲酒などの
暴飲暴食や偏食は避けましょう。
腎虚の場合は、過労は避け、適度な休養と十分な睡眠を確保しましょう。
傷筋の場合は、身体的に特定の部位ばかりに負担が掛からぬように、
日頃の動きを改善していきましょう。


膝は朝起きてから寝るまで休むことなく、体の重さを支え、
曲げ伸ばしを繰り返す負担の大きな部位となります。


また下半身は日々鍛錬しておりませんと、気づかぬうちに衰えてしまう
ところでもあります。特に年を重ねてきますと顕著に現れます。


痛みを抑えることはもちろん大切なことですが、痛みを出さないようにしておく
日頃からの予防・養生も大切なことです。


下半身の運動は地味で面白みのない運動が多く、
なかなか継続しづらいものでありますが、
出来るだけ長く快適な生活を送れるように、
コツコツと頑張っていきましょう!

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股関節痛対策のツボ。

最近、股関節が固いという方が増えております。
身近な原因としては、まずは運動不足、そして
デスクワークなど椅子に長時間座りっぱなし、
合わせて座る姿勢が悪いといったものがあります。

また生活習慣も変わり、
昔のような畳の上で正座やあぐらといった生活をし、
トイレも和式でしゃがんで使い、
お風呂も小さく足を折り曲げて入った入りと、
股関節を始め、膝足首といった他の足関節も
頻繁に使っていた頃と比べて、
曲げ伸ばしをする機会は随分と少なくなってきています。


股関節とは、両脚の付け根にある骨盤と大腿骨を繋ぐ関節です。
体の中で最も大きな関節であり、臼状関節という高い可動性を持った
場所となっております。

股関節は立ったり歩いたりする際に体重を支え、
体を動かすための重要な役割を担っています。
それだけに股関節周囲を痛めてしまいますと、
立ち上がり時や歩き始め、
曲げたり捻じる時などで痛みが生じ、
日常生活に支障をきたしてしまいます。

股関節で痛みを訴える個所は太腿の付け根にあたる鼠径部が多く、
太腿前側にまで痛みを伴う場合もあります。
また初期の痛みであれば、痛みを伴いつつも生活が出来てしまう為、
無理を重ねて症状を悪化させてしまう場合もあります。


痛みの原因としましては、変形性股関節症によるものが多く、
例えば加齢により股関節の軟骨がすり減る、
体重増加で股関節への負担が増加するといったものが挙げられます。


この股関節痛はスポーツをする際にも多くみられ、
急なストップ動作や方向転換を要する
サッカー・バスケット・テニスといったものや、


他にもラグビー・アメリカンフットボール・
アイスホッケー・トラック競技なども股関節痛を
発症することがあります。


他にも臼蓋形成不全股関節脱臼といった先天的なものであったり、
骨折や股関節唇損傷といった外傷性のもの、或いは関節リウマチのような
炎症性のものから来るものもあります。


ということで、今回は股関節痛に良いツボを幾つかご紹介いたします。

体は声を発しませんが、代わりに痛みや辛さで訴えてきます。
どのツボが良いかと迷われる時は、今回紹介しましたツボの中から
今の自分が気になったり痛かったりする場所を選び、
まずはお灸やツボ押しをしてみてください。


股関節痛対策のツボ
環跳居髎風市陽陵泉丘墟大腸兪秩辺承扶
髀関伏兔陰市梁丘衝門血海三陰交


日頃の対策としましては、
股関節に負担の掛かる正座やあぐらをかいたり、
深くしゃがまないように注意しましょう。


猫背も股関節の負担が大きくなりますし、
長時間立ち続けたり座り続けたり、


動作では急に飛び跳ねたり捻る動作は
気を付けていかなければならないポイントです。

日常生活の中では、片方に重心が偏らないように
重い荷物を肩掛けで運ばないことや、

股関節への負担軽減の体重増加しないように
管理することが大切です。

歩き方も早歩きは避け、
踵から着地し足裏全体で地面を捉えて
つま先で地面を蹴り上げる歩き方にしますと、
股関節への負担を減らすことが出来ます。

就寝時に出る股関節痛には、
仰向けで寝る時は膝下にクッションを入れ、


横向きで寝る時は膝の間にクッションを挟む
といったようにしますと痛みの軽減に繋がります。

予防といったところでは、
股関節に負担の少ない適度な運動、
例えば軽めのウォーキングを継続する。


その際、クッション性の良い靴を履いておくと
負担がより少なくなります。

プールといった水中での運動も股関節への負担が少なくなります。


また、股関節周囲を使ったストレッチも効果的です。

スクワット:膝を前に出さず、お尻を真下に下ろすイメージで行います。

股割りストレッチ:四股を踏む前のように膝の上に手を置く形で行います。
負荷を上げたい場合は、肘を膝上に置きます。

カエルストレッチ:両足を開き気味にして四つん這いの姿勢になります。
次に肘をつき前腕を前に出し、そのままお尻を後ろに引くようにして
踵にお尻が付くように伸ばして行きます。

腸腰筋ストレッチ:一方の膝を立て、
後ろの足の鼠径部を伸ばすように意識しながら
もう一方の足は後ろに大きく開く。

股関節屈曲ストレッチ:仰向けで足を伸ばし、
片足を曲げて両手で抱えて胸の方へと近づける。


現代社会では日常生活で股関節を十分に使うことが難しく、
常日頃からストレッチや運動をして補っていかなければ固くなりやすく、
痛みを伴う怪我や故障を引き起こしやすくなります。
痛くなってから対処するよりも、
日頃から股関節をケアして痛み予防をしておきましょう!

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季節ごと気象病対策のツボ。

四季折々、季節ごとに気圧・気温・湿度は変化していきます。

そうした気候変化や季節の変わり目といった際に、
体が対応できず体調を崩してしまう、
所謂『気象病』になることも少なくなりません。

ということで、季節ごとの気象病に対する
ツボや養生を幾つかご紹介します。

また時期特有の花粉症

忘年会新年会対策も加えておきました。

各症状は下記リンクから見ることが出来ます。
少しでもお役に立てれば何よりです。

花粉症対策のツボ

五月病対策のツボ

梅雨だる対策のツボ

夏バテ対策のツボ

秋うつ対策のツボ

飲みすぎ食べすぎ対策のツボ

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免疫力アップ対策のツボ。

東洋医学におきまして、「治未病」すなわち本格的な病になる前に
治しておくということがあります。
病が軽いうち、或いは少し調子が落ちてきたという時に対処しておけば
元の体に戻るのも早く、普段の生活を続けることが出来ます。

しかしながら、仕事などでどうしてもつい無理をしてしまったり、
不摂生な食事や生活を続けてしまいますと、
気が付けば未病から
病へと向かう已病(いびょう)へと病が進んでしまい、
症状重く回復させるのにも時間がかり、
普段の生活もままならなくということにも繋がります。

そこで今回は、
日頃から免疫力を高め、
病になりにくい体にしておく方法の一つとしまして、
幾つかのツボをご紹介します!

体は声を発しませんが、代わりに痛みや辛さで訴えてきます。
どのツボが良いかと迷われる時は、今回紹介しましたツボの中から
今の自分が気になったり痛かったりする場所に近いところを選び、
まずはお灸やツボ押しをしてみてください。

各ツボは、アメーバブログ「はりとお灸の豐春堂ブログ」の
木曜コーナー「お灸をしよう!」にリンクしております。
またツボの場所が分からないなど分からないことがございましたら、
どうぞお気軽に当院にご相談ください。

気力を上げる:百会天柱風池中府膻中中脘大巨気海大椎
肺兪肝兪腎兪志室命門太渓築賓足三里合谷曲池

体力を上げる:膻中中脘肓兪大巨関元肝兪腎兪命門湧泉
太渓陰谷築賓陽池

精力を上げる:膻中中脘肓兪大巨関元肝兪腎兪志室命門
湧泉太渓地機陽池

生活の上で免疫力向上の肝は、
「よく食べ・よく寝て・よく出す」
つまりは食事・睡眠・排泄のリズムを
崩さないことであります。

また適度な運動やストレッチで体を動かし、
普段から腹式の深呼吸を心掛けましょう。
例えば日の出も段々と早くなってきましたので、
早朝ウォーキングもお勧めです。
朝日も浴びますと免疫力アップだけでなく、
体内時計がリセットされたり、
ストレスが軽減したりとなど、
一日の生活リズムを作るのには最適です。
また、その途中でストレッチやラジオ体操を加えれば、
体温を上げたり、体の血行促進に繋がるだけでなく、
自分の体の調子も確認することが出来ます。


他にも、
この時期「春眠暁を覚えず」とありますように、
幾ら寝ても日中に眠気に襲われることが多くあります。
こうした時は夜の睡眠時間だけでなく、
質の良い昼寝をするのも効果的です。
その際、力を抜く「脱力」することを意識して、
15~30分くらいを目安に一眠りしましょう。

そして何より、
日々暮らす中で笑いある生活というのが一番であります。
今の世の中笑えないようなことも多くありますが、
目先のこと近視眼的にばかり物事を見てしまいますと、
どうしてもネガティブな気持ちが優先してしまいます。
ネガティブな感情は免疫力には大敵です!
自分の見ている視野が狭くなっていると感じたならば、
まず限りなく遠くを見つめ、
次に目一杯視野を広げてみる動作をしてみましょう。
ストレスというものは常に身近なところに存在しますので、
遠く広く見ることによってストレスのある環境から
一時的に離れることが出来ますし、
気持ちのリセットも出来ます。

毎日色々なこともありますが、
まずは日々無事健康に過ごせたことに感謝であります。

「明るく楽しく元気良く」
そうした日々の積み重ねが、体の血の巡りを良くし、
体温を上げ免疫力の向上へと繋がっていきます。

日々何事もなく暮らすためには、
何よりも健康第一です。
そのためにも病気を寄せ付けない、
病気になりにくい体づくりを心掛け、
強い免疫力を養って行きましょう!

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咳嗽(咳)と喀痰(痰)対策のツボ。

現在インフルエンザやコロナなどの風邪症状が大流行しております。
そして、これからの時期はスギ・ヒノキによる花粉症、
後には黄砂も控えております。
これらの影響により様々な辛い症状が伴ってきますが、
その中の一つに咳や痰といったものがあります。

昨今は、咳や痰の症状が長引き慢性的になっている方も見受けられます。

咳や痰の症状でまず最初に思いつくのは風邪症状です。
風邪では、気道が炎症することにより分泌物が過剰に増えた際に
こうした症状をもたらします。

また花粉症でもアレルゲンにより喉が刺激された際に起きる咳、
更には鼻水や後鼻漏が原因で痰が絡むこともあります。


ここで咳と痰の症状についてみてみます。
咳は咳嗽(がいそう)、痰は喀痰(かくたん)と言います。

咳:咳嗽(がいそう)・・・気道内に貯留した分泌物や吸い込まれた異物を
気道外に排除するための生体防御反応の一つ。
痰:喀痰(かくたん)・・・気道粘膜からの分泌物であり、細菌・ウイルス・
アレルゲン・塵埃・その他各所細胞が混じっている。

東洋医学では、咳・痰のことを咳嗽(がいそう)と言い、
咳声(せき)が出て痰が出ないものを咳、
痰が出て咳声が出ないものを嗽という。

咳嗽は患っている期間により、それぞれ急性咳嗽(3週間未満)・
遷延性咳嗽(3~8週間未満)・慢性咳嗽(8週間以上)なっております。
原因としましては、
急性咳嗽・・・ウイルス性感冒・肺炎マイコプラズマ、肺炎クラミジア・百日咳
遷延性咳嗽・・・気道感染が最も多い。
慢性咳嗽・・・咳喘息・胃食道逆流性・後鼻漏など非感染性疾患が多い。
といったものが挙げられます。

またタイプとしては、
痰を伴わない乾性咳嗽
(風邪症候群・過敏性肺炎・気胸・胸膜炎・肺炎クラミジア・肺炎マイコプラズマなど)
痰を伴う湿性咳嗽
(ウイルス・急性期気管支炎・肺炎・肺水腫・気管支喘息・COPD・気管支拡張症など)
があります。

咳嗽の原因を東洋医学的に分類しますと、

外感病
急な気候変化・室内外の寒暖差(風寒)
急な気候変化・高温環境下の作業(風熱)
内傷病
過労・体力消耗・長患い(肺気虚)
飲食不摂生(痰湿阻肺)
精神的ストレス(肝火犯肺)
加齢・房事過多(肺腎陰虚)

といったように気象状況から生活環境、食生活、
メンタル面、年齢的なものに至るまで
様々な面を挙げております。

(参考:新版東洋医学臨床論)

ということで、
今回は症状に応じた咳嗽(咳)・喀痰(痰)症状に
良いとされるツボを幾つか紹介します。
下の各ツボをクリックしますと、
はりとお灸の豐春堂ブログのコーナー
「お灸をしよう!」にそれぞれリンクしております。

風邪症候群:中府天突璇璣華蓋紫宮玉堂膻中大杼肺兪厥陰兪尺沢
気管支喘息:天突水突中府気舎気戸大椎身柱大杼風門肺兪膈兪
咳止め:中府天突尺沢孔最
風寒による咳嗽:風池風門列欠
風熱による咳嗽:風池大椎合谷曲池
過労・体力消耗・長患い(肺気虚)による咳嗽:足三里太淵太白気海関元合谷肺兪
飲食不摂生(痰湿阻肺)による咳嗽:中脘陰陵泉足三里豊隆太白
精神的ストレス(肝火犯肺)による咳嗽:太衝行間陽陵泉魚際尺沢肺兪肝兪
加齢・房事過多(肺腎陰虚)による咳嗽:太渓照海復溜太淵膏肓肺兪腎兪尺沢

咳や痰の症状には、鍼灸も適応しております。

「治未病」
無理や我慢は長患いの元となります。
日常生活に支障が出るような症状へ至る前の段階で、
早めの対策を施していきましょう!

また日頃の対策としまして、
先ずは悪化予防に手洗いうがいは小まめに行いましょう。
またマスクを着用しておきますと、吸う空気の中に水蒸気が含まれており、
気管粘膜への加湿効果が得られます。

室内の湿度は、加湿器やタオルを掛けておくなどして40~60%くらいを
保てるようにしましょう。
更にプラスとして就寝時には、乾燥を防ぐ濡れフィルターがセットとなっている
就寝用マスクを付けて寝るというのもお勧めです。

生活習慣では喫煙(受動喫煙)からの有害物質の吸入を避けることや、
特定のアレルゲン物質を除去するために室内の風通しを良くしてカビ発生を防ぎ、
エアコンや換気装置などのフィルター掃除、室内も小まめに掃除もをするといった
こともひと手間掛けておくことも予防に繋がります。

東洋医学的な対策としましては、
外感病から来る咳嗽には、長引き慢性的な症状へ移行しないように、
安静と休養をしっかり取ることが基本となります。
飲食不摂生から来る咳嗽では、多量過剰な水分・アルコールの摂取は控えること。
精神的ストレスからくる咳嗽では、例えば休日は趣味や好きなことに没頭したり、
気分転換にお出掛けしてみたりと、体の力を抜いてストレスを発散させる
時間を作っておくことも大切です。
加齢などから来る咳嗽では、ウォーキングといった軽い運動をして
適度に肺を使ってあげるといったことも効果的です。

咳嗽や喀痰と一括りに言いましても、
自然気象状況、生活環境や習慣・加齢など、
人それぞれに様々な要因があります。

また喉や気管は生活する上で
絶えず使わなければならないところでもあり、
なかなか快方に向かいづらく、
慢性症状となりやすくもあります。
そうした意味でも、初期の段階で無理をせず
早めの処置対応が肝心となります。

昨今は、お仕事でも働き方改革などと言われる時代です。
体も同様にブラック企業労働のように酷使することなく、
適度に使いながら大過なく過ごしていきましょう!

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