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秋うつ対策のツボ。

ここ最近の傾向では、
今頃の時期は残暑厳しい時期というのが定番となっておりましたが、
今年は変則的な台風が頻発する中、早々に秋雨前線が日本列島を覆い、
季節が一気に秋へと動いてしまった感があります。

ということもあり、
まだ暑さは続くだろうと、未だシャワー中心の生活で、冷たいものを多く摂取したりなど、
未だ夏仕様の生活スタイルのままという方も多いのではないでしょうか。
夏の体のままでおりますと、体の芯が冷えたままとなり、体調面ではすぐに疲れやすかったり、
睡眠や休息を取っても寝冷めが悪く、慢性的な倦怠感を伴ったりもします。
これは元気で健康な状態とは言えないもの、病に他至らぬ未病と言われるものであります。


一因としまして、夏の暑さで運動量が不足して体力・免疫力が落ちたことが挙げられます。
同時に長い期間エアコンや飲食による冷えの蓄積により、首肩腰膝など関節痛を訴える方も多くなりました。


加えて、秋分の日を境に夜の方が長くなる季節でもあります。
日照時間が短くなりますと、自然と日を浴びる時間が短くなります。
そうしますと、体内のセロトニンという物質が不足します。


セロトニンは、ドパミンやノルアドレナリンを調節して、精神を安定させる働きがあり、
不足しますと、意欲低下・ストレス・不眠・うつ症状を引き起こすことがあります。


こうした様々な要素が重なりますと、俗にいう『秋うつ』といった症状となりかねません。


秋うつの主な症状としては、
「疲れが抜けない」
「いくら寝ても眠気がある」
「無気力で何もしたくない」
「気分が落ち込む」
「倦怠感が常にある」
「何をするにも億劫になる」
「ちょっとしたことでイライラが募る」
「いつもより食べ過ぎてしまう」
などといったものが挙げられます。


ということで、
今回は「秋うつ対策のツボ」を幾つかご紹介します!

体は声を発しませんが、
代わりに痛みや辛さで訴えてきます。
どのツボが良いかと迷われる時は、
今回紹介しましたツボの中から今の自分が気になったり
痛かったりする場所に近いところを選び、
まずはお灸やツボ押しをしてみてください。


うつ症状:百会、肩井、厥陰兪、心兪、膈兪、脾兪、胃兪、腎兪、膻中、巨闕、
中脘、大巨、関元、内関、神門、湧泉、三陰交、足三里

疲労感:天柱、膻中、期門、中脘、肓兪、大巨、合谷、曲池、湧泉、三陰交、
足三里、心兪、肝兪、腎兪

気力減退:百会、天柱、風池、膻中、中脘、大巨、大椎、肺兪、肝兪、腎兪、
合谷、曲池、太渓、築賓、足三里、太衝

眠気をとる:百会、天柱、風池、巨闕、期門、中脘、肓兪、大椎、肺兪、膈兪、
腎兪、太渓、三陰交、足三里、手三里

イライラを鎮める:肩井、肺兪、心兪、肝兪、脾兪、腎兪、魄戸、神堂、魂門、
意舎、志室、中府、膻中、巨闕、期門、京門、肓兪、 足三里、三陰交、太渓

各ツボは、アメーバブログ 「はりとお灸の豐春堂ブログ」の木曜コーナー
「お灸をしよう!」にリンクしております 。

また日頃の対策としましては、
まず出来る限りお日様に当たる機会を増やしましょう。
太陽に当たる機会が少なくなりますと、
体内のセロトニンという物質が不足します。
セロトニンは、ドパミンやノルアドレナリンを調節して
精神を安定させる働きがあります。
セロトニンが不足しますと、意欲低下、ストレス、不眠、
うつ症状を引き起こす恐れがあります。
また太陽の光は、体内時計の調整にも大事な役割があります。

ですから、
天気の良い日は出来る限り日光浴を心掛け、
特に朝日を浴びるとより効果的です。
家も一日カーテンや雨戸を閉めっぱなしにせず、
日光を取り込めるようにしておくことや、
普段の部屋の照明をいつもより明るめにしておくことも有効です。

加えて、ウォーキングやストレッチなど軽い運動をしておきますと、
全身の体の血流が良くなり、体力維持にも繋がります。
ラジオ体操というのも、しっかりやってみますと意外に良い運動となります。

食事の面では、
うつの原因とも言われるセロトニン不足を補う食べ物であるトリプトファンに加えて、
合成を助けるビタミンB6と炭水化物の多く含むものを摂りましょう。


主な食材として、
白米、そば、牛乳、豆乳、チーズ、納豆、豆腐、油揚げ、マグロ、
カツオ、アジ、 すじこ、たらこ、バナナ などが挙げられます。

トリプトファンを多く含む食材を見てみますと、朝食として摂るのに良いものが多くあります。
そうしたことからも、毎朝朝食を摂ることも症状改善の一つに繋がります。
朝食を食べることで体温が上がることによって今日一日の活動がスイッチを入り、
本来の生活リズムを取り戻しやすくなります。

そして何より秋うつの対策は、生活習慣の見直しがカギとなります。
言い換えれば、日頃の生活習慣の乱れが
「秋うつ」を誘発する原因になるとも言えます。
昨今なかなか一定の生活リズムを作りづらい世の中ではありますが、
何事も心身が明るく楽しく元気良くなければ始まりません。

無理せず怠らずで体を養生していきましょう!