五月病対策のツボ
4月に入り新たな年度となり、新入学・新入社・新配属先等々、
新天地での生活を始められた方も多いかと思います。

最初の頃は、慣れない環境・新たな人たちとの出会い・
知らないことばかりなどと言ったことに直面し、
極度の緊張感から心労も絶えないことでありましょう。
しかし、人は環境の動物と言われますように、
日々様々な経験を積み重ねていくうちに、
自然と周囲に適応するようになってくるものであります。

とは言いましても、
少しずつ慣れ始めたとはいえ、
これまでの環境から一変していますから、
やはり日々緊張感や気疲れなどで、
見えない疲労が蓄積されてきております。

更に時代の流れもあり、
以前のように直接コミュニケーションを取るのも、
コンプライアンスやパーソナルスペースという言葉もある中、
仕事以外での付き合いというのも難しくなってきており、
気軽に悩み相談する機会も難しくなってきております。

デジタル社会となり、
人との接触機会も少なるなる中、
互いに人との距離の取り方が分からず、
社会に出てから戸惑いを感じている方が、
増えているという声を耳にすることもあります。
また、世代間ギャップというものもあり、
意思疎通に苦慮されている方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

人との距離感・パーソナルスペースへの配慮が
強く求められる社会となり、
相手との接し方もこれまで以上に難しく、
繊細な問題として考えなければならなくなりました。

こうした社会環境の変化とともに、
新たな環境では知り合いも近くにおらず、
なかなか腹を割って悩みや愚痴を吐きだしたり、
相談する機会も多くありません。

そして、
新天地での生活は期待と不安入り混じる中、
常に緊張の毎日であります。

最初の頃は自分のペース配分も分かりません。
また最初は周囲に良いところを見せようと、
気づかぬうちにオーバーペースとなったり、
今の自分の能力以上に頑張り過ぎて、
キャパシティーを超えてしまっている
ことも考えられます。

悪戦苦闘しながらも何とか少しずつ新しい環境にも慣れ、
ようやく生活リズムも出来つつある中で迎えるのが、
ゴールデンウイークであります。

因みに今年のゴールデンウイークの流れは、
休みの入れ方によりましては大型連休という
形が取れるようになっております。
基本休みは29日(祝水)と2日(土)から6日(祝水)
となっておりますが、
例えば前半の30日(木)・1日(金)を休みに
すれば8連休となり、
後半の7日(木)・8日(金)を休みにすれば、
9日(土)・10日(日)と繋がり9連休となります。
全て繋げれば、何と29日(祝水)から10日(日)までの
12連休も可能となります。

新年度が始まってから約一か月が経ったところで、
これまでの疲れや緊張感からも解放される大型連休であります。
久々に実家へと帰省したり、
これまでのストレス発散とばかりに
友人知人らと会って楽しく過ごす方も居れば、

目覚まし時計の音に起こされることなく惰眠を貪り、
次の日を気にすることなく夜更かしをしたりと
いうこともあることでしょう。

しかしながら楽しい時間というのは、あっという間であります。

いざ連休明けになりますと、
無気力・不安感・焦燥感といった精神的な面に加え、

身体的な面では、
食欲不振・腹痛・下痢・吐き気といった胃腸に関する症状

頭痛・めまい・動悸・不眠といった自律神経に関する症状
といった症状を訴えることがあります。

また生活面におきましては、
過食やお酒やたばこの量が増えるといったもとも
起きたりします。

これら症状は、
これまで蓄積された疲労の結果から
心身の適応能力の限界を超えてしまう
「五月病」というものであります。

ということで、今回は五月病特有の原因のよく分からない
慢性的な 体の不調や、疲労感を取るのに役立つツボを
幾つかご紹介いたします。
特に心身の疲労回復に良いとされるツボを取り上げてみました。

体は声を発しませんが、代わりに痛みや辛さで訴えてきます。
どのツボが良いかと迷われる時は、今回紹介しましたツボの中から
今の自分が気になったり痛かったりする場所に近いところを選び、
まずはお灸やツボ押しをしてみてください。

湧泉・三陰交・足三里・ 豊隆・陰陵泉・曲泉・ 内関・神門・
膻中・中脘・肓兪・期門・気海・神道・神堂・心兪・筋縮・
肝兪・腎兪・天柱・百会・通天・絡却

日頃の対策としましては、
まず五月病で大敵なのは「溜め込む」ことです。

イライラやストレス解決の基本は、
溜め込まずに出来る限り速やかに吐き出して
軽くしまうことであります。
自分で耐えられるくらいまでなら良いのですが、
本来持っているキャパシティー以上を抱えてしまいますと、
やがて体調にも悪影響をもたらしてきます。

例えば、旅に出る時に背負っている荷物は、
出来る限り軽くして置いた方が楽でありますように、
人生もまた物事を余り背負い過ぎることなく、
時折何処かで下ろして軽くしておくことも
大事なことであります。

またストレスの原因は、
それが何かをすぐに特定することが大切です。
もしストレスを感じたら、
自分はこのことに対してストレスを感じているのだと、
即座に原因を明らかにしておけば、
あとはその後の対処対策を考えることが可能となります。

ですから、
ストレスは溜め込み過ぎず吐き出して、
小さく軽いうちに対処するよう心掛けておきましょう。

その一つの方法としまして、
ストレスの原因を分かりやすく
言語化してみるのは如何でしょうか。
言語化出来れば、
自分の言葉でストレスの原因を具体的に
訴えることが可能になります
更に原因が可視化されることで、
溜まっているストレスの元を自分自身で
理解することもにも繋がります。

そして何より大事なことは、
『頑張り過ぎない』ということです。

新年度から今に至るまで、
自分の限界を超えて、
頑張り過ぎていませんでしたか?

身の丈以上の事をやり続ければ、
いずれ心身共に限界がやってきます。
それでも無理を押し通せば、
心も体も悲鳴を上げてブレーキをかけてきます。

まだ新天地にやってきたばかり、
新たな船出をしたばかりです。
「千里の道も一歩から」
出来ないことを無理して一人抱え込まず、
声に出して吐き出したいことは、
堪え過ぎずに吐き出しましょう。
最初から全て完璧にこなせる人はいません。
周囲の助けを借りながら、
少しずつ成長することに努めましょう。

人生は失敗があるからこそ、
再び挑戦することが出来ます。
失敗と改善の試行錯誤の繰り返し、
人は成長していくものであります。
この経験を積み重ねることが後々の糧となり、
人をまた大きく成長させていきます。

日々の生活としましては、
生活リズムの乱れに注意しましょう。
とりわけ平日と休日の就寝起床時間が乱れてしまいますと、
日中に眠気を催したり、夜眠れなくなるなど睡眠サイクルの
乱れに繋がり、体の疲れも溜まりやすくなってしまいます。
睡眠起床時間は、可能な限り±1時間程度のズレに抑え、
休日に足りていないと感じたならば、
30分程度の昼寝を活用しましょう。

良くあることですが、起きてみたらお昼を回っており、
気づけば夕方になっていた。
今日一日何もせずに過ぎてしまったことに対する後悔もありますし、
翌日からまた仕事に行かねばと、何となく憂鬱でネガティブな気分に
なりがちであります。
こうした気分は、五月病に拍車をかけかねません。

また、お休みの日も起床時間を普段の日に合わせ、
午前中の活用をしてみては如何でしょうか。
仕事の日は普段自由に使うことの出来ない時間ですので、
例えば自分の好きなことや趣味、なかなか手を付けられない家のことに
充てたりすることで、良いリフレッシュ効果をもたらします。
また、日中の時間も日常から距離を置けるような環境に身を置き、
気持ちのリフレッシュや達成感を感じることも良いかと思います。

やる気スイッチが起きない時は、
五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)を刺激することがおススメです。

空を出来るだけ遠く広く見渡し、
何気ない自然の音に耳を傾け、
美味しい空気でゆっくりと深呼吸をしてみる。
食事はゆっくり噛みしめ、じっくりと味を堪能する。
体を完全に脱力して重力を肌で感じてみる。
普段は無意識にしているところを、
意識的に体感してみては如何でしょうか。

少し宣伝となってしまいますが、
五感を感じるという意味では鍼灸治療もお勧めです。
お灸で使うもぐさには、チネオールと呼ばれる
精油成分が含まれております。
お灸を燃焼した際に出る煙には、このチネオールが
含まれれており、リラックス効果が期待できます。

確かに一生懸命になることは大切なことです。
しかし、人それぞれに出来ることの限界があります。
ましてや最初から完璧に出来る人など誰もいません。
ですから出来ないからと自己否定するのではなく、
今の自分を素直に認めてあげこともまた肝要なことであります。

デジタル社会も日進月歩、
今やお店で人を介さずに済むことも
珍しいことではなくなってきました。
こうして直接人と接する機会は減っていく一方、
インターネットを通じ多くの人々に自分の主張を
発信出来るようになりました。

しかしネット上では、
本当の自分を知る者も少なく、
また感情だけが先行してしまいますと、
要らぬ誤解を受けてしまった結果、
誹謗中傷などを受け、
余計に傷つくことがあるかもしれません。

本当に悩みやストレスを抱えていたら、
まずは自分を知り安心して伝えることの出来る
身内や友人知人に話してみましょう。

もし近しい人には話しづらいことであれば、
例えばこちら鍼灸院のようなところで、
治療をしながら話をすることもまた、
気持ちを軽くする方法のひとつでもあります。

他にも最近では、AIに悩みを聞いてもらうという
話も聞きます。

一人きりで背負い込むことなく、
もし背負い込んだとしても、
背負いきれなくなる前に何処かで下ろし、
身軽になるよう心掛けていきましょう。

人生に失敗や挫折はつきものでありますが、
明るく楽しく元気よく過ごせてこその人生であります!

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2026年4月10日 4:32 PM| カテゴリー : ツボ対策

